英語の That’s why と That’s because は、どちらも理由や原因・結果の関係を説明するときに使われますが、説明する方向が逆になります。
違いは、That’s why が「だから~なのだ」、That’s because が「それは~だからだ」という点です。
That’s why ―「だから~なのだ」
原因を述べた後に、その結果を説明する表現です。
I was very tired. That’s why I went to bed early.
とても疲れていた。だから早く寝たのだ。
- 原因:とても疲れていた
- 結果:早く寝た
つまり、原因 → 結果 という流れです。
That’s why は、「それが~する理由だ」という意味で、直前に述べた事情を受けて結果を示します。
That’s because ―「それは~だからだ」
結果や状況を述べた後に、その原因を説明する表現です。
I went to bed early. That’s because I was very tired.
早く寝た。それはとても疲れていたからだ。
- 結果:早く寝た
- 原因:とても疲れていた
こちらは、結果 → 原因 という流れです。
That’s because は、直前に述べた状況について「それは~が原因だ」と説明します。
so と because に置き換えて考える
この2つの表現は、so と because を使って言い換えると、違いがさらに分かりやすくなります。
That’s why と so
I was very tired. That’s why I went to bed early.
I was very tired, so I went to bed early.
どちらも「とても疲れていたので、早く寝た」という因果関係を表しています。
That’s why も so も、原因から結果へと話を進めます。
That’s because と because
I went to bed early. That’s because I was very tired.
I went to bed early because I was very tired.
どちらも「とても疲れていたので、早く寝た」という因果関係を表しています。
That’s because も because も、結果から原因へと説明を進めます。
ただし、That’s why と so、That’s because と because は、文法的に同じ働きをするわけではありません。
That’s why と That’s because はそれぞれ独立した文を作ることができますが、so や because を使う場合は、上の例のように文の構造を変える必要があります。
したがって、これらは意味の関係を保った言い換えであり、単語をそのまま置き換えられるという意味ではありません。
使い分けのポイント
| 表現 | 意味 | 説明の方向 |
|---|---|---|
| That’s why | だから~なのだ | 原因 → 結果 |
| That’s because | それは~だからだ | 結果 → 原因 |
なお、どちらも That’s の that は、直前に述べた内容を受けています。
- That’s why …:それが~する理由だ
- That’s because …:それは~が原因だ
ここでの why は理由を表す関係副詞として、because は理由を表す節を導く接続詞として働いています。
まとめ
That’s why は結果を導き、That’s because は原因を示す。
この違いを意識すれば、両者を混同せずに使い分けられます。
また、That’s why は That is the reason why …、That’s because は That is because … と考えると、意味の違いがさらに理解しやすくなります。
so と because による言い換えも、使い分けを確認する際の手がかりになります。


コメント